染料の販売と京染め：四方山話（染料編）

染料の販売と京染め：染料のお話（塩基性染料）

塩　基　性　染　料

色彩が極めて鮮明な為に1900年代前半までは広く用いられましたが、
現在では主にアクリル繊維の染色に用いられます。

アクリル繊維を染色する染料を特にカチオン染料と呼びます。

　
染着速度は温度の影響を受けますので、染めムラに注意する必要があります。
一般的に色相は極めて鮮明です。

　一般名称
　　アイゼンカチロン　アストラゾン　ダイアクリル　カヤクリル　スミアクリル
　　化学構造上、セルロ－ス系繊維を直接染色出来る事から、この呼び名があります。