衣料を元の色に戻す場合は、まず脱色をして色褪せや色むらを取り除いてから、元の色へ染め替えを致します。ただし、色焼けは脱色をしましても濃淡として残ってしまいますので、衣料の状態によっては元の色よりも濃いお色への染め替えをご提案する場合がございます。

「汚れ」には沢山の種類があり脱色しても効果がない為、部分的に汚れを落とす作業に入ります。完全に落ちない場合は、汚れが目立たないようなお色のご提案など、出来るだけお客様のご希望に添えるようにご相談させて頂きます。

また目では確認できない油汚れなど、中にはいくら洗っても取れない汚れがございます。これらは事前に見つける事が困難な為、染め替え完了後に発見されることがございます。申し訳ございませんがこうした場合にはお客様に報告しご相談させて頂きます。

※染め替え衣料は事前に洗濯をし十分に汚れを落としておいて下さい。

ございます。下記の種類はお断りをしております。

●アクリル（acrylic）
アクリル繊維は、羊毛に似た特徴、風合の良さ等からセーターを始めとしたアウター、インナー等ニット製品に多く使われています。

●ケプラー（kevlar）
防弾チョッキやコーティングに使われる「ケプラ（ケプラー）」という素材があります。これは特殊化学合成繊維で磨耗に非常に強く、高温・耐薬品性にすぐれていま。

●カシミア（cashmere）
高級素材の代表とされる、毛または毛の織り物。カシミアは一般的な毛の素材に比べて、毛質が非常に細く柔らかであり、染色による収縮が激しい為お断りしております。

●羽毛を使用した製品
羽毛はひじょうに柔らかく染色による収縮、傷みが生じやすい為お断りしております。

各素材が繊維に含まれる割合が少ない場合、染め替えをお受け出来る場合もございますのでご相談下さいませ。

着物や反物の染め替えも多く承っております。
しかし、一般的な衣料とは染め替えの工程が異なりますので、料金が変わってまいります。詳しくはお気軽にお問合せ下さいませ。また着物につきましては弊社の「着物のお手入れ」のページを参考になさって下さい。
http://www.yamasou-kyoto.co.jp/cleaning/index.html

綿、ポリエステル、ウレタン、麻・・・など沢山の素材がありますが、2種類の素材から出来ている衣料の事です。縫い糸がポリエステルで布が綿の場合もこれにあてはまります。