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天然染料
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柿(淡色)
秋の味覚として欠かせないものにカキがあります。日本の代表的な果実で古くから生活と結びついた果物ですが、日本原産ではなく、中国の揚子江沿岸から渡来したものです。
甘い柿は日本に渡ってから80種類が改良されて出現したもので、万葉集や源氏物語の頃にはしぶ柿のみであった様です。  
岐阜県の「富有」、静岡県の「次郎」、富山県の「水島」が特に有名です。
薬用には実の利用価値が高い果樹と言え、果実は栄養の高い食品であり、柿の果実、ヘタ、葉、根はそれぞれ薬用とされます。
また染料としては古くから魚網や養殖網などを染めるのに用いられてたそうです。また防水・防腐性があるので、和紙に引き染めして古美術品の箱を包んだり、型染の型紙に用いられるのは有名です。 

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ヨモギ液
よもぎは九州・沖縄・台湾・中国に自生するキク科の植物です。
葉は羽状に分れており表面は深緑色ですが、裏の葉白い綿毛が生えています。
春には若葉を摘んで草餅(蓬餅)にします。蓬には邪気を払う力があり、これを食べると寿命が延びる、という言い伝えから、3月の節句に供されます。
蓬は別名モグサとも言われますが、これは燃え草、つまり葉の裏の生長した葉の裏面の白い毛を集めて乾燥させたものを灸治に用いることからきています。  
葉と茎を用い、結合する金属塩によって複数の色相に発色する多色性染料である事はわかっています。
近年はアトピ−性皮膚炎などにも良い、と言われ始めています。 

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やまもも液
夏に暗紅紫色に熟す直径1〜2cmの果実を結び、生食する事が出来ます。
樹皮は古くから染料として、特に魚網を染めるのに用いられました。
塩水に耐えるというのも、染料の特徴でしたが、合成繊維が出現してからはその方面には用いられなくなりました。
布を染める時、媒染剤にミョウバンを用いると黄色になり、鉄塩を用いるとこげ茶に染まりました。
主成分はタンニンです。別名では"ももかわ""しぶき"とよも呼ばれています。  
楊梅は唾液の分泌を促進する作用があり、消化を助け、健胃・整腸の効果があります。
生食しますが、腐り易い為に保存が出来ず、塩漬けやヤマモモ酒にします。 

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ラックダイ液
ラックダイはインド東部 ガンジス川流域に生育する樹木に寄生するラック虫が、樹木から養分を吸上げて分泌する樹脂状のものをラックといいます。このラックはさらにシェラックと呼ばれる樹脂とラックダイと呼ばれる染料に精製・分離されます。
ラック、という名前は古代インド語で"10万"を意味し、極めて小さな虫が無数に集まっていることからついた名前とされています。
ラックから純粋な染料を取り出すのは、大変な手間がかかり、その秘伝は現在には伝えられておりません。
江戸時代には友禅や和更紗の多く用いられたそうです。

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ミロバラン液
インド北部からビルマにかけて産するシクンシ科の木で、和名をからかしといいます。実には多量のタンニンが含まれています。
ミロバランとは果実の英名の事で、なつめくらいの大きさで、タンニンが多く含まれることから、古来より、薬用などにも用いられていました。
正倉院の薬物の中で「呵梨勒」(かりろく)と呼ばれているものがミロバランのことです。
インドでは更紗の下染めに用いられているそうです。

 
 

 

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