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天然染料
10001
うこん液
うこんはインド原産の植物で熱帯・亜熱帯地方、日本では沖縄地方で精算される宿根草です。
最近話題の昇る事が多いですが、黄色色素のクルクミンが含まれている事に起因します。
これはインドカレ−の黄色色素と言った方が馴染み易いかも知れません。
日本には室町時代に渡来し、たくあん漬の着色料として用いられました。
染料としての堅牢度は高くありません。

10002
エンジュ液
エンジュは中国原産のマメ科の落葉喬木で、大樹になります。若葉はゆでて食べられますし、お茶の代用にも使われたそうです。  
若いつぼみを乾燥させたものは槐花米・槐米といわれ、中国では古くから重要な染料とされていました。
黄紙や官吏が着る絹の礼服などを染めるのに用いたそうです。木の高さが10〜20メ−トルのもなる樹木なため、農家の防風林を兼ねて家の周囲に植え、蕾を採取して売ったそうです。
薬用としても用いらて、気力増進・視力回復・白髪防止・延命などの効用が記されていました。日本には古くから渡来していた様で、平安時代に"恵爾須"の和名があてられた記述が残っています。  

10003
お茶液
お茶は広く知られてます様にツバキ科の常緑潅木です。乾燥させた葉を染色に用いまた"お茶"として飲用にもちいられています。  
もともと中国から日本に伝わってったのですが、古代は全く薬用に供したと伝えられています。
主成分はタンニンで、煎茶は12%、番茶は8%、紅茶は7.3%程含まれております。

10004
ログウッド液
ログウッドはメキシコなど中南米原産の豆科の喬木です。
繁殖力が強く、10〜20年で6〜12メ−トルにもなります。芯材を染料として用います。赤紫色から媒染剤により、灰黒色まで発色します。  
日本には明治の以降に入り、檳榔子に変って黒染に用いられる様になりました。大航海時代には、南米からヨ−ロッパへ渡り、海賊の略奪にも逢ったという話です。 

10005
カテキュー液
カテキュ−はインド原産のマメ科の喬木で、熱帯地方の各地で栽培されています。この幹材の煎汁を煮詰めてエキスにしたものが、ペグ阿仙薬といって、ビルマやタイで生産されています。
日本には鑑真和上が中国から持って来た、と伝えられています。阿仙の成分はカテキン・タンニン酸・ガンブリンなどを含有しています。薬用・染色用などに用いらたと伝えられています。

10006
スオウ液
すおうは主にインド南部・マレ−半島・インドネシアなどに生育しているマメ科の樹木です。
木材として使用されるとともに、その芯材に含まれる色素で染料として使われてきました。
媒染剤の必要な多色性を有し、アルミニウム系のものを用いれば赤色系に、鉄系のものでは紫色系になります。
我が国では正倉院文書に蘇芳紙、つまりすおうで染色した和紙の事が記されているそうです。
また江戸時代にはすおうを用いて木綿を染めることが盛んに行われていた様です。色素成分はブラジリン・ブラジレインです。

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ゲレップ液
ゲレップはオ−ルドフスチックと呼ばれる、ブラジル・メキシコ・西インド諸島などに生育するクワ科の喬木で、フスチック、イエロ−ウッド、キュ−バウッドなどとも呼ばれます。  
色素が多く含まれるのは樹皮と芯材で、これを抽出した液がゲレップと呼ばれます。
ヤマモモと同じ様にモ−リンと呼ばれるフラボノ−ル類とモ−リンタンニンと呼ばれるタンニン類の2種類の色素を有します。
日本には明治初頭に輸入されて、黄木などの文字があてられました。現在でもログウッドに次いで使用量の多い天然染料です。 
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西洋アカネ液
あかねはその名の通り、日本で最初に用いられた染色材料と言われています。その根を煎じて染められた赤の色相を"赤根"と呼んだそうです。
日本には自生する多年生の蔓草で葉や茎には刺があります。同じあかねでも東洋あかねと西洋あかねでは植物も違い、当然染色法も違ってきます。
わたしどもの扱う西洋あかねはその成分にアリザリン・プルプリンを含んでおり、明礬媒染では赤く染まります。




 
 

 

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